過去、そしてありえる未来のかたち

私が今注目している海外ドラマは、ハンドメイズ・テイル/侍女の物語です。第75回ゴールデン･グローブ賞作品賞・主演女優賞受賞、第69回エミー賞・作品賞含む主要5部門制覇しているドラマです。圧政国家ギレアドでは、子供をつくる生殖能力のある女性が減ってしまい、出産経験がある女性や健康な女性を侍女として強制的に働かせています。

子供を産むための道具として突然扱われることになった侍女の1人であるオブフレッドは、大物の司令官の子を宿すために彼ら夫婦に仕えながら、実の娘・夫との再会を夢見て懸命に生き延びようとします。

密告あり、見張りありの状況で 誰も信じることが出来ない恐怖・理不尽な世界・絶望の中でオブフレッドは、司令官の子を宿しながら強く生き延び、逃亡を図ります。実際に奴隷制度のような時代はありましたし、現実に自分がその世界に紛れ込んでしまったらどう行動するだろうかと考えさせられるドラマです。ドキドキ。