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王道の長寿ドラマ、今観ても面白い『ER』

ERはシカゴの病院を舞台にした15年に渡る長寿ドラマでした。
医療に造詣の深い作家マイケル・クライトンが手がけたドラマとしては、大変濃やかな心理描写が積み重ねられ、まるでその病院の一室に定点カメラを設置し、医師や看護師、そして患者や家族らがどう働き、生きていたのか、ということをつぶさに描いている、そんなドキュメンタリータッチのドラマでした。

特筆すべきは、膨大なキャストらの幅広さです。
若手のドクターとしてもがいていたダグラス・ロスを演じていたのがジョージ・クルーニー、出演中に大きく人気が集まり、卒業と同時に大ブレイクしました。
一人の役者が、一人のキャラクターを長きにわたって演じることで、医師の人生と家族との関り、そしてキャリアのありかたなどを丁寧に描いており、有名な歌手や俳優らがカメオ出演していて、そういう部分のお楽しみもありました。

これほどの時間をかけて丁寧に作ったドラマは珍しいと思います。